ネットオークションの今昔

ネットオークションにも移り変わりが見られます。今から10数年前と今を比較すると、色々な意味でオープンな感じになっていると思います。以前は、オークションに参加するとなると手続きが煩雑で、結構面倒であったことを思い出します。口座を開いて、IDを取得してと今ならパソコンの前だけで済む作業も、時間と手間が掛かったと記憶しています。それだけ信用第一の厳格さがあったのは確かです。今が乱れていると言う意味ではなく、気軽にオークションに参加できるようシステムが高度化したと言うことだと思います。

また、参加するメンバーも様変わりをしてきています。個人中心から小規模なショップ、大手の量販店、海外の貿易関係の企業等、ショッピングサイトの商品がオークションサイトにも出品され、どちらで購入したほうが得なのか迷うような状況になっています。

そういう意味で、一番変わったのは出品商品だと思います。個人出品の場合、大半が中古品で、それなりの品からマニアックなこだわりのプレミア商品まで、見ている方にするとかなり面白い商品が多かったと思います。ネットオークションを通じて知った製品なども多数有りました。入札しなくても見ているだけで楽しめた時代だったと思います。だからと言って「昔はよかった」「今はダメだ」と言うわけではありません。ただ、モノを購入するためだけならば、現在のネットオークションは良い環境だと感じますが、面白くはなくなったと感じます。売れ筋の商品が、写真違いで何回も登場したり、完全に違法なコピー商品が堂々と出品されているのを見ていると、サイト自体が低俗になったと感じるのは自分だけでしょうか?

あとジャンク品が増えているのは確かです。いわゆるノークレームノーリターン宣言をしておけば、すべて許されるといった風潮が蔓延しているのも悲しいことだと思います。以前は、使わなくなったモノを出品するのが当然のような不文律があったように感じますが、今は使えないモノを処分するための場として、オークションを利用している人も見受けられ、興醒めしてしまうことも多々あります。